今、人気・話題のレディスファッション&メンズファッション通販商品のコーディネイトや流行り・口コミについて語るお買い物ヒントコラム！ 通販「静かな午後の通販」サイト

― インターネット通販がなかった頃

　８０’年代、ＤＣブランド[ デザイナーズ/Designer's & キャラクターズ/Character's ]がブームとなり、『ブランド』というものが、広く一般認識と消費に、浸透するようになりました。

　みんな憧れのアパレルブランドのファッション商品を買うことに熱を上げたわけですが、まだ今とは違い、インターネットという環境もなかった時代でしたので、首都圏に集中して存在していたショップで、お買い物をすることは、地方在住者にとって、たいへんなハンディでした。
地方在住者にとって、月刊誌で見ている憧れの服は、実物を手に入れることが困難なだけではなく、その流行の情報さえも掴むことが難しかったのです。

　この頃、スニーカーやスポーツシューズも、それまでの運動用シューズという、あくまでも道具に近い認識から、ファッションに取り入れる価値のあるアイテムとして、一躍ブームに火が付いたのでした。

　ＷＥＢショップもなく、またほとんどのショップがチェーン展開をしてはおらず、首都圏に住んでいてさえ、足を使って、情報誌を頼りにお店を探して買いに行く時代でした。

― 幅広で太いスタイル

　そして、その頃のファッションのラインといえば、「生地が厚手＝高級」、「肩幅・脇＝幅広」、「パンツがタッグなどで膨らみ感がある＝太い」といったスタイルで、アウターの肩にはすべてパッドが入っていたのでした。
　今の時代とは真逆に思えるほど、厚手で膨らんだアウターやパンツが印象的でした。
　今、普通のスーツはタイトで細見ですが、その頃、今のようなスーツは、モッズスタイルのブランドでしか、見かけることができませんでした。

― カシミヤの高級テロテロファッション

　バブルの高度成長期に沿うように、高級素材であるカシミヤも注目され、ありがたがれてカシミヤ１００％という、テロテロで日用では使いづらい、組成構成の素材で仕立てた、高級アイテムも登場しました。
高級志向が、そのまま商品になりえた時代でしたが、カシミヤの他に、少しはアクリル素材をまぜたりして、強度とメンテナンスのしやすさを持たせた、カシミヤを扱う余裕が定着した今の時代のファッションアイテムは、肩がこるような着こなしから脱却出来ています。

― 幅広い肩幅にパッド

　女性のボディコンスーツが時代の象徴となり、世の女子大生やＯＬがこぞって着たものでしたが、アメフト用具を思わせるような、幅広い肩にがっつり入ったパッドと、砂時計のようなくびれたラインは、見た目同様、かなりとがった感のあるものでしたね。

― ダウンジャケットが出た当初は

　そして、その後、ダウンジャケットが登場してきますが、今のように薄手でタイトなものではなく、たっぷり入れられたダウンと、脇のラインが直線的で、正方形に縫い目が入っていたことから、今考えると、まさしく着て歩く羽毛布団のようでした。
値段もびっくりするほど高く、マルイに入っていたブランドが取扱いを始めたころ、数万円程もしたのでした。
もちろん、フリース素材のファッションアイテム同様、すぐに値段は下がり始めましたが。

― 今はとにかくタイト

　今のファッションは、きわめてボディラインにタイトになっており、また今後も、それはベーシックなスタイルとして定着し続けることでしょう。
現在のアパレルブランドで、ネット上でＷＥＢショップを出していないブランドは、皆無といっていいでしょう。
また昔からのステータスを維持しつつ、ロープライス帯で、あたらしくブランド企画&提供する展開も、多くられます。
当初より、ユニークなデザインとロープライスを売りに、そしてチェーン展開を推し進めるユニクロやForever21などのファストファッションブランドは、ファッションの消費の考え方をも変えてしまいました。

― 爆発的に増えた物と情報の量

　携帯電話、スマートフォンの普及を、追い風に、インターネットを通じて、通販でお買い物をすることが、当たり前になりました。
持ち歩きができ、好きなところで、お買い物ができる携帯電話やスマートフォンのある今の生活は、常に膨大な情報を与えられています。

　流行りのものを追いかけるだけではなく、きちんと主体性を持って、豊かな素敵な生活につながる通販商品を選ばなくてはいけませんね。
大量の情報の中で、いったい自分は何を求めているのか、わからなくなることもあると思います。
このコラムでは、各メニュー、アイテムごとに、口コミなどを織り交ぜて、通販商品の購入の際に、ヒントやひらめきとなるような、コラムを掲載しております。
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